日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

季刊誌　慈恵より　読者　井砂清美さんよりの

投稿の紹介を　させていただきます。

 

我が子　小梅ちゃんへ

調布市　井砂　清美（53）

 

貴方が　私達夫婦の元から　旅立って　一週間が過ぎてしまいましたね。

まだ　実感が　なく　夢のようです。美容師と言う　職業柄、家を留守に

する事が　多く　それでも　貴方は　ひとりぽっちでも　我慢強く

お留守番を　してくれていました。朝、夕の　お散歩は　夏に向かって

いたので　厚く　ハアハアと　言いながらも　毎日毎日　出掛けたものです。

今年の　７月から　乳ガンの再発の為　貴方の　体力は　どんどん落ち

始めましたが　それでも　朝になると　お散歩を　せがまれ　起こされた

ものです。縁あって　我が家へ　来た時は　もう１２才　高齢犬でした。

人間で言えば　８０才近い　おばあちゃん犬　にしては　元気が良く、

家の中では　やんちゃばかり。餌もよく食べ、りっぱな　うんちをして

いびきを　かいて　寝てましたね。そんな　日々も　長く　つづき

ませんでしたが　子供の　いない　私達夫婦に　とって　本当に

我が子でした。どんな状況の時も　生活の一部として　存在して

いました。お店の　定休日には　主人が　多摩川　迄　お散歩に

連れて行き　川にも入りましたが　川の冷たさに　びっくりしたのか

固まってしまって・・・。たしか、犬は　水遊びが　好きだったようですが

貴方は　まるでダメでしたね。お散歩の　時も　他のワンチャンには

興味がなく　人が好きで　他のワンチャンには　見向きもしないで

ちょっと変わった犬　だなあと　思っていました。主人が　大好きで

夜　寝る時は　かならず　主人の部屋で　グ－グ－いびきを　かいて

主人が　耳せんをして　寝ていましたよ！！どんなに　主人が遅く帰って

来ても　かならず　玄関迄　おむかえに出て　ひとしきり抱擁して。

いろいろな楽しかった想い出ばかり　浮かんで来ます。７月から

看病の為　私も　お店を　休みがちになり　貴方の看病に　専念しましたが

苦労だとか　辛いだとか　一度も思いませんでした。貴方は　最後の最後迄

生きよう　生きたい　と　目で　うったえて　いましたから。

高齢犬の為　手術に　たえられる力が　ないと　動物病院に診断され

痛い思いを　させるのも　辛いので　手術は　しませんでしたが、

本当に　あれだ　良かったのか　今でも　悩みます。７月から１か月半

貴方は　良く頑張ってくれました。あんなに人に愛された　貴方は幸せです。

最後は　鼻血が　出始めて　８時間。タオルも　血に染まりましたが

それでも　まだ　生きたいと　荒い呼吸をして・・・。最後は　鼻血も

止まり　辛いのに　顔を上げ　私の　うでまくらで　本当に　寝るように

ス－と　息を引き取りました。火葬を　明日に　ひかえた夕刻、西の空に

貴方　そっくりの　横顔の雲が　浮かびました。あー、天国に　旅立つたなあ

と　感じました。これからは　淋しさとの　戦いです。有難う、

ゆっくり　休んで　下さい。　井砂ママ、パパ　より