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2017/03/23

うつと不安。

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局の 鈴木です。

ペットを亡くし 悲しみが 深いと 心の病も

心配に成ります。人間の健康は 大切です。

「なるほど健康チェック」のコ-ナ-より

ながた内科クリニック 院長 永田宏先生に

うつと不安 について お話を伺って

来ましたので ご紹介いたします。

 

人は誰でも さまざまな ”不安”を持っていますが、

それのうまく 適応しながら 生きています。

不安への ”適度な適応” は 健康や人間的な

成長にとって 必要なのですが、不安が強すぎて

適応できなかったり、逆に 不安に対して

頑張り過ぎると、心身の不調や病気が 引き

起こされてきます ”うつ” も生活に潜む 不安が

原因になっています。

 

”うつ” と ”不安” は重なり合っています。

 

今、うつ病 や うつ状態の人が 増えている

ことが心配されています。うつ の原因は

日々の生活に 潜む ”不安” です。

”うつ” と ”不安” は 別ものと 思われがち

ですが、この二つは 密接に 重なり合っています。

私たちの 感情や 思考は、脳の 神経細胞が

作っている 複雑な ネットワークの上で

さまざまな 情報が やりとりされて 生まれます。

この情報の やりとりに 必要な 物質が

神経伝達物質です。

神経伝達物質には、快楽や多幸感、意欲、学習の

増進などに 関わる ド-パミン、興奮や緊張

などに 関わる ノルアドレナリン、情動や欲求を

コントロ-ルして 精神を 安定させる セロトニン

ほか、多くの 種類が あります。

なかでもセロトニン は うつ病 の発症と密接に

関わっていて、その量や 作用の低下が 気分障害

(うつ)を 引き起こします。

セロトニンはまた、パニック障害 や 強迫性障害、

摂食障害(過食症・拒食症)、アルコ-ル依存症など、

不安や恐怖、強迫観念に基づく 多くの精神的な

問題、さらには 女性の 月経前症候群や 原因不明

の 慢性疼痛 など ”痛み” にも 関係しています。

人間に ”不安” という心理が ある以上、”うつ” は

他人事ではなく、誰にでも 訪れる 可能性があるのです。

 

”不安”は 人間の最も 基本的な 心理状態

 

誰でも不安は ないほうが いいと 思うでしょう。

しかし、不安や恐怖心は 人間にとって 必要な

心の動きなのです。病気への不安に対して、私たちは

食事に注意したり、睡眠や休養をとったり、運動をしたり、

健康診断を受けたりします。将来の不安に対して、

努力して 勉強したり、仕事に励んだりします。

恐怖という心理によって、人は危険な行動を避け、

慎重に行動しようとします。不安や恐怖は、自己保存の

ための原動力です。適度に適応していれば、人は健康で

安全で いることができ、仏事を達成することができます。

ところが、不安が強すぎて 適応できなくなったり、

(不適応)、逆に 不安に対して 頑張り過ぎると

(過剰適応)、心身に 病的な 状態が 生じてきます。

不安を ”ストレス” という 言葉に 置き換えても

いいでしょう。目的を達成したり 生き生きと 暮らす

ためには 適度な ストレスが 必要です。しかし、

過剰になると 心身に 害を 及ぼします。

 

不安には3つの方向性、適度な適応が健康状態

 

不安(ストレス)は常に、「適度の適応」「不適応」

「過剰適応」という 3つの方向性を 持っています。

不適応の方向に 向かうと 神経症的になり、高じると

極度の 不安や恐怖、強迫観念、緊張などによって

普通の行動が とれなくなります。神経症は不安障害

とも呼ばれ、強い不安のために 電車に乗れない、

対人恐怖のために 会合に出られない、ガスの元栓を

何度も確認しないと 気がすまない、不潔恐怖のために

何度も 手を洗う など、さまざまな 場面で

日常生活に 支障をきたすようになります。

一方、過剰適応の方向に向かうと、役割や期待に

応えようと 頑張り過ぎたり、我慢を重ねたりしている

うちに エネルギ-が 枯渇してしまいます。

その影響が 体に現れるのが 心身症で、胃潰瘍、

不整脈、月経異常、円形脱毛症など 多種多彩な

病気が あげられます。また、感情や情緒に影響が

現れると、うつ状態や うつ病に 進展します。

 

うつ に なりやすいのは 過剰適応 タイプの人

 

不安に対して 不適応に 傾く人は 神経症性の

うつ に、過剰適応に 傾いてしまう人は 疲弊性の

うつ になる傾向が ありますが、どちらかと言えば、

うつ病は 過剰適応の 人が なりやすいのです。

真面目、几帳面、頑張りや、我慢強い、完璧主義、

責任感が強い、自己犠牲的、人に気を遣い過ぎるなど、

いわゆる 優等生タイプの 人に 心的ストレスが

かかったときに、過剰適応から うつ に 向かい

やすくなります。また、このような人は、自分の

内的感情の変化や疲労感など、体のバランスの

崩れに対する 自覚に乏しい 傾向にあって、自分が

ストレス状況に 陥っている ことに気づきません。

むしろ 現状を 乗り越えようと 努力を 続け、

さらに ストレスの 深みに はまり込んで いきます。

この悪循環の中で、やがて心も体も すっかり 疲れ

果ててしまうのです。こうなると 回復にも 時間が

かかるように なってしまいます。

 

体が発する信号を大切に 考え方や行動の修正も

 

不安やストレスから 起こってくる 健康障害

(ストレス関連疾患)を 予防するには、体が

発する 信号に 早く気づいて 対処することが

大切です。うつ病の初期には 眠れない、疲れやすい、

食欲がないなど 体の 不調が出てきます。この時に

十分な 休養をとって 心身を 休ませて あげる

ことが 重要で、、この体の信号を 無視して

頑張り続けると、エネルギ-は ますます 低下

していき、やがて 何事にも 意欲が なくなり、

本物の うつ病が 顔を出してきます。近年、

軽症の うつ病が 増えていますが、そのほとんどは

身体症状が前面に 出てくるタイプで、仮面うつ病

とも呼ばれます。また、不調に気づいたら、ちょっと

立ち止まって 自分の考え方や 行動を 見直して

みることも 大切です。うつ になりやすい人には、

事物の とらえかた(認知)に 偏りが 見られます。

例えば「人間は 努力するべきだ」とか、「試験では

一番を取らなければならない」、「やるからには

成功しなければ」などといった 信念に 近い

思い込みに しばしば とらわれています。また、

「私が悪いから こうなった」、「あの時の

失敗が原因で こうなった」というような、

自分との 過度の 関連付け や 破局的な

見方をする 傾向もあります。真面目で 良い

人なだけに、こうした 極端な 思い込みの

レ-ルに 乗って進んでしまうと、ひたすら

頑張った 挙句、心身は 大きな ダメ-ジを

受けて 病気を 発症してしまうのです。

このような 不合理な 思い込みや 行動を

修正し、健全な方向に 変えていく ことで

問題を 解決する 治療として 認知行動療法が

あります。現在、うつ病を はじめ、多くの

精神的な 問題の 解決法として、診療や

カウンセリングに 取り入れられています。

自分でできる 心の健康法としては、自分を

抑圧しないで 感情を 素直に 表現すること、

体のリズムを 見出して 仕事や家事の中に

休養を しっかり 組み入れること、家族や

同僚、友人など 周囲の支援を 得ることも、

とても重要です。

 

メタボや生活習慣病と ストレスは密接に関係

 

近年、日本人のメタボリックシンドローム

(内臓脂肪症候群)の増加が 問題になって

います。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型

肥満に加えて 高血糖、血圧高値、血清脂質異常

のうち 2つ以上を 合わせ持った 状態を言い、

数が多いほど、また 程度が重いほど、動脈硬化を

進めます。また、糖尿病、高血圧、脂質異常症、

肥満などの 生活習慣病を 引き起こし、心筋梗塞や

脳梗塞を 発症する リスクを 高めます。

メタボリックシンドロームや 生活習慣病は、

毎日の食事、飲酒、運動、睡眠などの 生活習慣の

歪みの 蓄積から 生じますが、ストレスとも大いに

関係しています。飲食や過食は ストレスに 対処する

有効な手段なので、体によくないことは わかっていても、

なかなか やめられません。特に喫煙は 最も

好ましくない 習慣ですが、依存性が 生じるために

なかなか やめることが できません。

抑うつ傾向や ストレスの多い生活は、

メタボリックシンドロームや 生活習慣病を 発症する

リスクが高く、また、メタボリックシンドロームの

人の中には 抑うつ 傾向を伴う 人が 少なからずいて、

メタボリックシンドロームの予防は、うつ病の発症予防に

なるのではないかとの 報告もあります。

うつが 進むと 生活への 感心や 注意が 失われて、

食事の乱れから 栄養のバランスが 崩れたり、

引きこもって 運動をしなくなったりして、生活習慣病を

助長することにもなります。このような うつ は、

心にも、体にも 深刻な 影響を 及ぼします。

早く気づいて、適切な 治療を 受けることが 何よりも

大切です。ちょとした 心や 体の 不調を 感じたら、

気軽に かかりつけの 先生に 相談してみましょう。

 

 

永田先生 大変詳しく 丁寧に お話をいただきまして

ありがとうございました。 心の健康は とても大切

です 皆様も おだいじにされて 心身ともに 健康ライフ

を心がけましょう。

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局

 

 

 

 

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