日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

0120-121-940

メールでのお問合せ

日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

2016/12/20

慈恵 季刊誌

季刊誌 慈恵より お話をいただいた

獣医師先生の 投稿の紹介をさせていただきます

 

小学校で

(社)東京都獣医師会

学校飼育動物担当理事 中川 美穂子

 

シルフイ- 頑張れ と応援したけど、シルフイ-は 息も少ししかしなくて、

今にも死にそうでした。でも 僕たちは、ただ いのるしか できなくて

ほかに 何もできなくて、とても悲しくて、きんちょうして、しかも

歯がゆかったです。 これは、みんなで かわいがって 世話をした

チャボのシルフイ-が 肺がんの 末期で倒れたときの、4年生の

作文です。子どもたちは、倒れているシルフイ-の 周りに群がり、

往診にきた 学校獣医師の 顔を みたとたん、悲鳴のように口々に、

僕たち 何をしてあげられる? 何したら良い? と すがり付いてきました。

もう3ヶ月も 前から、シルフイ-が 一日でも 永らえるようにと

助言をしてきた 獣医師は、なすすべもなく 家族に見せて あげようか?と

つぶやきました。そのとたん、誰かが 連れてくる! と叫んで すっ飛んで

夫のイエロ-を 迎えにいきました。子どもたちに 抱えてこられた 夫の

イエロ-は、緊迫した顔で、なんと 倒れたシルフイ-の 真近に ついて、

じいっと 妻を見つめ、そして、そばに立った 子どもが 動いたとたんに、

キツと その子を にらみました。その 必死な 夫をみて、子どもたちは

神妙な声で やっぱり夫だねえ シルフイ-は入院するからね と 褒めます。

一度は 持ち直し、職員室で 子どもたちの 手厚い 終末看護を うけた

シルフィーも、とうとう 10日後に 力尽きました。子どもたちは、

看護の仕方を あれが悪くて 死んだか? これが悪かったか? と

嘆きますので、獣医師は 死因を調べて 肺がんだから、死ぬのは

仕方なかった と 子どもたちに 説明し、なぐさめました。その日、

世話した 4年生 と 5年生 全部の子が 遺体を抱いた後、手紙を

どっさり添えて、シルフィーを 動物病院に 届けました。その手紙と

シルフィーの遺体は、次の日に 慈恵院で 焼いていただきましたが、

そのときの 手紙の大部分には、思い出をありがとう 苦しかったのに

がんばってくれて ありがとう やさしくしてくれて ありがとう

そして お世話ができて うれしかったよ 家族は 大事にするからね と

別れの 言葉が 書かれていました。シルフィー、あなたの命は

アレックス と ホワイテイ と ブラック の 子どもたちに

引き継がれて、あんなに 別れの手紙を もらって 幸せだったね。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
慈恵院
http://xn--9ckk6cu90pipcms7agkbk9z4r7d2swb.jp/
住所:〒183-0001 東京都府中市浅間町2-15-1
TEL:0120-121-940
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

PAGE TOP