日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

東京ペット葬儀・慈恵院　事務局です。

慈恵院の季刊誌　慈恵より　読者の

方々より　投稿を戴いた　可愛い我が子の

思い出を　綴った　作文を　ご紹介いたします。

東京都　三鷹市　お住いの　藤井様より

藤井様は　慈恵院の　お檀家様　でも

有られるのですが　季刊誌にも　多くの

投稿を　していただいています。

ガビちゃんという　めす猫ちゃんとの

お話です。

 

読者コ－ナ－　より

 

「もう一つの家族」

三鷹市　藤井　隆子

 

「ガビ・・・！そこに居たの」朝食後ガビ

（生後15年めす猫）が、いつもと同じライティング

デスクの上に　ちんまりと　座って、外を見ている。

彼女の　視線の先は、道一つ　へだてた、となりの

建物の窓である。

 

私の問いかけに、初めて見せた　淋し気な目で、

振り返った。

 

向かい側の窓には、カ－テンもなく　人の気配が

しない。二、三日前に　引っ越して　行った。

 

彼女は、じっと　その窓を　見つめて、「くう・・・」

と　一声　小さく　鳴いた。ガビの淋しい声だ。

 

Kさんの　宅では、ガビが　外を見ていると、

母娘で　手を振り、笑顔いっぱいを　送って

くれていた。御一家は　ガビにとり、

もう一つの　家族でも　あったようだ。

 

「淋しいけど、がまんしてね」と、話しかけつつ、

私の　心にも　一抹の　淋しさが、ふっと

沸いて来る。

 

飼育禁止の　団地住まいで　あったものの、

生まれた日に　捨てられていた、ガビと

その兄妹五匹を、鳴き声を　無視することは

出来なかった。

 

彼等には　死は　目前であった。スポイトで

ミルクを　飲ませて、三日、四日の後に

次々と　死んで行き、一番　頼りなげな　ガビが、

目を　あき　小さな足で　立ち上がった。

私が出した　手のひらに　のり、必死に

鳴いていた。「助けて」と。

 

あの日から　十年以上がすぎ、立派な大人に

育った。

 

お隣も、そんなガビの　存在を　認め、窓ガラス

から、暖かで　優しいサインを　送ってくれた

母娘。もうそこには　いないのに、カ－テンを

引かなくとも、ならわしのように、同じ場所で、

じっと　向かいを　見つめていた。

 

「お引越し　したから・・・がまんしてね」

と、説得している　日々だが、彼女は　一寸

淋しい目　となっている。

 

二人で　ゆっくりと、慣れなくては　と

改めて　思っている。

 

 

三鷹市の　藤井様　ガビちゃんとの　生活

ありがとうございました。

 

慈恵院　足立別院で　格言やことわざなどを

プリントして　差し上げています。

その中での　一枚を　ご紹介させていただきます。

 

「人の世は　山坂多い　旅の道」

年令の六十に迎えが来たら

 

還暦　六十才　　とんでもないと　つっぱなせ

古稀　七十才　　未だ未だ　早いと　追い返せ

喜寿　七十七才　せくな老楽は　これからよ

傘寿　八十才　　なんの　未だ未だ　役に立つ

米寿　八十八才　もう少し　お米を　食べてから

卒寿　九十才　　年令に　卒業は　無い筈よ

白寿　九十九才　百才の　お祝いが　済むまでは

茶寿　百八才　　未だ未だ　お茶が　飲み足らん

皇寿　百十一才　そろそろ　ゆずろうか　日本一

 

 

60年生きて　干支が　生まれた年に戻る事と

我々は　理解していますが　還暦になると

色々な　変化が　現れてきます　又　自身でも

感じてくると思います　心技体　と　良く

言いますが　心　体　周りの環境に　変化が

現れ　でも　まだまだ　気持ちを引き締めて

頑張って　行かなければ　成らない　現代社会

です　そろそろ　ゆずろか　日本一　の心境に

成るまで　頑張っていきましょう。

 

 

 

東京ペット葬儀・慈恵院では　ペットの葬儀

火葬・供養を　行っています。事前相談も

お受けしています。何かご相談が　ございましたら

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