日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

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2017/07/11

東京で口コミの評判の慈恵院の医学知識(下肢静脈瘤、膝関節痛、認知症)

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局の鈴木です。

練馬区の お寺様の 法話会に 参加して来ました。

その中で 前帝京大学教授先生の 高齢者に

ありがちな 病気の お話をしていただき

その内容を 皆様に お伝えできれば

と思い その 資料を ご紹介させて 頂きます。

3回から4回ぐらいに 分けて ご紹介いたします。

 

「下肢静脈瘤」

 

下肢には 皮下の 表在静脈 と 筋肉内の 深部静脈

がある。静脈は 圧が低いので 弁が もち 血液の

逆流を ふせいでいる。静脈瘤の 発生真因は 不明

であるが、 立ち仕事、女性、妊娠などの 誘因により

静脈の 弁が 機能しなくなり、血液が 逆流し、

代表的な 大伏在静脈では 太い こぶ状となり

膨らみ 蛇行する。下腿の 小伏在静脈では 区域型

が 多い。直径1~3㎜の 網目状血管や、直径1㎜以下の

クモの巣血管の タイプもある。最も 多く 起こるのは

大伏在静脈型で 83%を 占める。症状は浮腫 がおこり

足が重い、色素沈着、湿疹、ひどい時は 皮膚潰瘍。

受診科は 血管外科、または 心血管外科。

 

(治療):①保存療法は 静脈を 圧迫する 弾性ストッキング

を履く。

②新しい手術が導入されるまでの50年間は代表的

手術法であった、静脈瘤を 引き抜く、ストリッピング

法。静脈瘤を 引き抜いても、ほかの 交通静脈血液

が 流れる。圧迫止血に 留意する。

③硬化療法:1996年頃から 始まったもので、泡状薬剤、

医療用瞬間接着剤(シアノアクリレ-ト)を、大伏在静脈瘤

や 区域型、網目状 や クモの巣型血管内に 注入し、

血管を 閉塞させる。やがて 血管は 退化し 吸収され

消えてしまう。68~91%の 成功率。

④新しい治療法、血管内焼灼術。血管内に カテ-テルを入れ

輸入機械を 用い レ-ザ-や 高周波を 発生させ、

熱で 血管を 焼き 線維化を 起こし 閉塞させる。

超音波カラ-ドップラー検査で、血管閉鎖を 確認できる。

静脈瘤は 完全吸収される。短時間手術で 術後痛が 少ない。

一日入院 など 短期で 運動開始 できるので、

深部静脈血栓 などの 合併症は 少ない。現在は 治療法の

80~90%を 占めている。

 

(注意点):命に関わる 病気ではないので、すぐに 治療方針を 決定する

必要性は 少ない。2016年英文雑誌に掲載された 日本の

201病院の 集計によると、36078人のうち 最多年代は

70~79歳が 31%を 占めた。男女比は 1対2.4。

手術法で 最多は 2002年から 開始された レ-ザ-焼灼術が

51%を 占めた。診察後に 病気の経過、治療法の種類を

医師に 尋ねる。手術を 勧められたら、手術合併症の発生率、

成功率、再発の有無などについて 尋ね、理解したうえで

手術に 同意する。納得できなければ、経過観察するか 他院を

訪れる。

 

(再発): 複数の静脈が あり 別の静脈に 静脈瘤が 新たに 発生する。

残存分枝静脈に 静脈瘤が 発生すること などで 再発する。

新手術法の 再発率は 何年か 経過しないと、判明しないことが

多い。

(参考): 鼠径ヘルニア手術は 多くの 手術法が 開発されてきたが

(腹腔鏡下、メッシュプラグ)、最新手術でも 数%の 再発あり。

 

(手術と年令):問題提起:75歳以上では 手術を 受けたくない。

高齢者でも がん治療の 効果は あるのか。

この 意見は 高齢患者の 心情を よく表している。

患者が 求める 治療は、第一に 苦痛を 軽減

ないし 除去を 希望する ものである。しかし 医師は

患者の 苦痛 そのものより、病変の発見に 重点を置く。

様々な 診察や検査 を ほどこし、異常の 発見に 注力を

注ごうとする。ここで 患者の 希望と 医師の 意図の 離反

が 生じる。高齢者は 体力の低下や 気力の 減弱があり、

煩わしい事は 避けたい。健康長寿の 患者であっても、

病気の 重症度 や 治療法、治療した後に 生きることが

できる 年数、生活の質 と言った 予後について、主治医から

説明してもらっても うんざりする ことが おおい。そして

手術治療、放射線治療、化学療法(抗ガン薬)、ホルモン療法、

代替医療(漢方など、ホリスチック)、緩和ケアのみ受ける、

経過観察するなどの 方法から、選択しなければならない、

一番の 方法は 医者や家族と よく相談することである。

信頼関係が 構築できれば、病気と闘う 気力が わいて来る。

内視鏡下手術は、体を 損ねる ことが 少なく、術後疼痛も

少なく、高齢者でも 周術期を 無事に 乗り切る ことが

できる。循環器疾患 なら 心不全、胸痛 などの 症状が

あれば、 症状除去のため、出来れば カテ-テル治療を

受けるのが 得策だろう。

 

 

「膝関節痛」

 

ひざ関節は 人体最大の 荷重関節で、丸い太腿(ふともも)

骨頭 と 平坦な 下腿の 脛骨(けいこつ) 面が 接していて、

安定構造 を していなく、可動域が 広い 関節。

関節を 構成するのは、靭帯は 骨と骨を つなぎ 関節を

形作る もので 膝には 4本の 靭帯が ある。

前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯、

帯状の コラーゲン で出来た 弾性繊維の束でなり、

関節の補強、安全性、運動制限の働きをする。

関節包 の 外側は 靭帯で 囲み 機械的強度を 増し、

内膜は 滑膜で 血菅に 富み 潤滑役の 潤滑を分泌し、

また 軟骨に 栄養や 酸素を 与える、半月板は C字型で

内側と外側に 1つずつあり、繊維軟骨で 出来ていて 間接の

接触面を広げ 負担を 軽減する、関節軟骨は連結骨の先端を

覆い、水、糖タンパクのプロテオグリカンとタンパク質の

コラ-ゲンで できている。ひざ関節痛の病因は 一次性と

二次性に 分類される。

 

一次性は 変形性関節症で、機序は

不明だが 加齢変化に よって 関節軟骨や 半月板が

すり減る、骨棘が できるなどで ゆっくりと 進行する。

成因は 肥満、和風生活、筋肉の衰え、膝を酷使する仕事など。

 

二次性は 関節リュ-マチや、痛風、ピロリン酸Caが 関節内

に入る為 痛風などの 病気、靭帯 や 半月板 の損傷、

関節内骨折、脱臼、捻挫、軟骨破片(関節ネズミ)などにより

起こる。最も多い 病気は 変形性膝関節症 である。

膝の痛みと 炎症により 間接液が 溜まる。

男女比は 1対4 で 女性に 多い。

 

(治療):保存療法:

①減量

②薬剤、消炎鎮痛薬の内服、湿布薬、座薬。

③運動療法、痛いからと言って 安静にしていると、

逆に悪化。痛みが 強くならない範囲で 膝を

動かすことが 大事。

歩行(15分の歩行で 痛みが 生じるなら、5~10分間

で 休憩し 繰り返す、毎日行う)、4輪ショピングカ-

などを 用いると、歩行時の 膝への 負担が 軽くなり

痛みが 少ない。入浴して ストレチング体操は、

膝の屈曲範囲を広げる。温水プ-ル内で 太腿を 高く

上げながら 歩くと、太腿4頭筋 の 筋力強化になる。

手すりは 上体を 支え 膝への負担を 小さくする、

運動の際に 利用すると 良い。

④物理療法、温熱療法(ホットパック、カイロ)、熱や

腫れがあると冷却、アイシング。

⑤装具、サポ-タ-、杖。

 

:手術療法:

①ひざ関節鏡下手術、診断にも役立つ、

②高位脛骨骨切り術、60歳未満の人、関節内側の軟骨や

半月板が 減り、O型脚になるので、脛骨外側を 厚く

内側を 薄く 切り、外側に 荷重を 移動させる。

③人工ひざ関節置換術、金属とセラミック、ポリエチレンで

出来た 人工関節に 置き換える。耐用年数は15~20年。

重症型で 65歳以上で 適用、活動量が 多い人には

不向き。高位脛骨骨切り術 患者も 9年後に 15%位

人工関節置換術 に 移行する 例が ある。

 

 

「認知症」

 

退行性変化(大脳細胞と神経線維が 萎縮するなど により 機能低下

高齢になるほど 症状発生率が 高くなる)、高齢社会

では ますます 患者が 増加する と予想。

病型には アルツハイマー型(ドイツ人医師、1906年に

51歳女性で 発見)・脳血管型・前頭側頭型、レビ-小体型

がある。特定原因は 不明。仮説は多い(アセチルコリン説、

アセチルコリンの減少が原因とする)。

 

初期症状は もの忘れ、置き忘れ から 始まる。認知症では 忘れの

自覚がなく、買い物 依頼を されたこと自体を 忘れ、

そんな事を 聞いたことがない と言う。

中期症状は 失見当識 で、今どこにいるかが 判らない。道に迷う。

晩期は周辺症状 と 呼ばれる、不安、妄想、幼視、徘徊が

おこる。脳の病変の 広さと 認知症の 臨床重症度 とは

一致しない。若い時期に 文章力が ある人は 認知症に

なりにくい。

 

この出展は アメリカの 前向き 研究で、尼僧を 対象にしたもの。

スノ-ドン博士(2004年)。76歳~100歳の 尼僧678人が 参加。

383人が 死後、脳解剖を 受けた結果 判明した。尼僧は 85%が

大学卒、禁煙、医療、食事、住居など 背景因子が 同一で、比較

しやすい。脳血管障害が あると、認知症になる 危険率は5.5倍

高くなる。

 

(予防法):知的活動を 維持すると、予防になる と よく言われる。

著名人の例:ヤハマンの著書”カントの生涯” によると、

イマヌエル・カントは 76歳で 認知症となり、80歳で死。

生涯独身。1795年71歳で 永遠平和のためを、著作する。

しかし 晩年は 友人を まったく 認識できず。

予防法や 治療法は まだ 確立されていない。自活不能、

徘徊、被害妄想 などが でると、病状悪化の 進みが

早くなり、介護施設への 入所が 必要となる。

 

 

以上が 第一回目の 医療知識です。下肢静脈瘤・膝関節痛・認知症

についての 医学知識を 法話会で 頂いた 資料から 紹介させて

いただきました。次回は 同じく 法話会の 医学知識の 資料から

尿漏れ・尿失禁・脳卒中・骨粗鬆症 を ご紹介いたします。

大変 医学的専門の 資料ですが お読みになり 頭に入れておくと

必ず お役に立てると 思っています。 事務局 鈴木

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局

 

 

 

 

 

 

 

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