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2017/06/24

高齢者の肺炎。(最近高齢者の肺炎が流行っています、ご注意を)

東京ペット葬儀 慈恵院 季刊誌 慈恵の

なるほど健康チエック の コ-ナに

高齢者の肺炎に ついて 永田先生より

お話を 伺って来ましたので ご紹介

させていただきます。

 

「高齢者の肺炎」

ながた内科クリニック

院長 永田 宏

 

肺炎は、細菌やウイルスが 肺に感染して肺炎を

起こす病気です。特に高齢者では、かぜや 誤嚥を

きっかけに 発症することが 多く、重症化して

命にかかわることが あります。

 

日頃から 十分な 睡眠と 栄養、適度な運動で

体力の低下を防ぎ、口の中を 清潔に 保つことが

肺炎予防に つながります。

肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンも

忘れずに 受けておきましょう。

 

(空気中を漂う病原体や有害物質が気道から侵入)

 

肺は、呼吸を通して体内の 酸素と二酸化炭素の

交換を 行っています。

 

鼻や口から吸い込んだ空気は、気管~気管支~

細気管支~と 細かく 枝分かれしていく気道

(空気の通り道)を 通って 肺の中に入ります。

気道の先端には 肺胞という 球形の 小さな

袋が、ぶどうの房の ように 多数連なっています。

 

左右の肺には 合わせて 3億個~8億個もの肺胞が

あり、そのひとつの 表面を 毛細血管が 網の目の

ように 囲んでいます。ここで、全身から運ばれてきた

血液(静脈血)から 二酸化炭素が 肺胞の中に

放出され、同時に 血液は 肺胞の空気中の酸素を

受け取ります。

 

これを ガス交換によって 酸素を豊富に含んだ血液

(動脈血)は 心臓に戻って 全身に 送り出され、

肺胞に 放出された 二酸化炭素は、吐く息とともに

体外に 排出されます。

 

肺は このように、気道を通して 外界と つながって

いるため、空気中を 漂う 多種多様な 有害物質

(異物)が 空気とともに 肺に入り込もうとします。

これを防ぎきれず、細菌やウイルスなどの 病原体が

肺に感染すると、肺胞腔内に 炎症を 起こします。

これが肺炎です。

 

(異物を排除する働きが弱い人がかかりやすい)

 

体には、異物を排除する さまざまなシステムが

備わっています。たとえば、気道に異物が入り込むと、

咳反射が 起きて 異物を 外に出そうとします。

 

また、気管支の細胞表面には 線毛という たくさんの

細い毛が生えていて、その上を 粘液が 異物を

からめ取り、線毛が 細い 気管支から 太い気管支に

(口にほうに)向かって、そよぐように 動いて、

これを運び出し、肺の奥への 侵入を 防ぎます。

この粘膜が 痰となって、咳の力で 体外へ

排出されます。

 

さらに、白血球の仲間の さまざまな 免疫細胞が

働いて 病原体を 処理します。しかし、高齢者、

慢性の気管支炎や気管支ぜんそく、COPD

(慢性閉塞性肺疾患。主に喫煙が原因で起こる

呼吸機能障害)など 呼吸器の持病がある人、

糖尿病や循環器系などの 慢性疾患が ある人、

喫煙者などでは、こうした防御機能が働きにくく、

かぜや インフルエンザなどを きっかけに、

肺炎を 起こしやすくなります。肺炎は 今、

日本人の死因の 第3位となっとり(1位・・がん、

2位・・心疾患)、その背景には 後期高齢者の

増加が あります。肺炎で 亡くなる人の

95%が 65歳以上で、80歳以上になると

死亡率は 急激に 上昇します。

 

(高齢者は症状に乏しい誤嚥による肺炎も増加)

 

肺炎の症状は、かぜと似ていますが、症状は

より強く、38度以上の高熱、激しい咳、黄色や

緑色の痰、呼吸困難、胸痛などが 現れます。

しかし、高齢者では、こうした典型的な症状が

現れないことも多いので 注意してください。

 

熱が高くなっても、元気がない、息切れが強い、

食欲がない、呼吸が早いなど、いつもと ようすが

違うときは、もし 肺炎であれば、高齢者は

重症化しやすいので、早く受診してください。

 

また、高齢になると、飲み込む機能(嚥下反射)が

弱くなり、食べ物や 飲み物、唾液など、

本来は 食道から 胃に入るものが、

誤って気管に 入ってむせることがよくあります。

咳反射も 弱くなるため、これを外に出しきれず、

ふだん 口の中にいる 細菌(常在菌)が 気管から

肺に入り、炎症を 起こします。これが

誤嚥性肺炎です。

 

食事中だけでなく、寝ているときに 唾液や

胃から 逆流してきた 胃液を 無意識のうちに

誤嚥していることもあります。これを 不顕性誤嚥と

いいます。

 

誤嚥性肺炎は、寝たきりの 人や、脳卒中の 後遺症で

嚥下障害のある人では より 起こしやすくなります。

 

(かぜをひかないこと誤嚥や脱水にも注意)

 

肺炎を予防するには、日頃から規則正しい生活を

送り、持病(基礎疾患)があれば、しっかりと

治療や体調管理をして、体の抵抗力(免疫力)を

落とさないことが 基本です。

 

特に 冬場は、 かぜや インフルエンザに 十分注意

してください。外出時の マスクの着用、手洗い、

こまめなうがいで 感染を 予防しましょう。

 

禁煙も 重要です。喫煙は 気管支表面の 線毛機能を

低下させ、細菌が感染しやすくなります。また、喫煙は

COPDの主要な原因です。COPDの患者さんは 高率で

肺炎を起こし、死因となることが 少なくありません。

 

毎食後の歯磨き や うがい、入れ歯の 清掃など、

口の中を 清潔に 保つこと(口腔ケア)も 肺炎の

リスクを 減らします。

 

嚥下 や 唾液分泌 などの 口腔機能 の 衰えを

防ぐには、口の周囲の 筋肉を 鍛える 体操

(飲み込み体操)が 有効ですが、簡単な予防法は、

日頃から「よく口を動かす」ことです。ものを

”ゴックン”と 飲み込むときに 使う 筋肉は、

9割くらい 重なっています。人と話したり

歌ったりして 発声することが 嚥下に 必要な

筋肉を 鍛え、誤嚥予防に 繋がります。

 

深呼吸も、よい健康習慣です。1日1回、ゆっくり自分の

呼吸を 意識してみましょう。深呼吸をして

咳こんだり、違和感があれば、呼吸器系に 異常が

起きている サインかもしれません。

 

また、お年寄りは 水分が 不足しがちです。

脱水は、気管支の線毛機能を 低下させるとともに、

全身の細胞や 臓器に深刻な 機能低下を

もたらします。水分は こまめに 摂るように

してください。

 

睡眠中の誤嚥を 防ぐには、10~30度ほど上体を

起こした 姿勢で 寝るとよいでしょう。

 

(インフルエンザと肺炎球菌のワクチン接種)

 

65歳以上の 肺炎の原因で 最も多いのが

肺炎球菌です。次いで、インフルエンザウイルスや

インフルエンザ菌(ウイルスとは別の細菌)などで、

原因不明の場合も 多くあります。

 

また、インフルエンザが 重症化したときに 最も

多く合併するのが 肺炎で、高齢者では 急激に

進行して 命にかかわることが 少なくありません。

 

そくで、65歳以上の人を 対象に インフルエンザ

ウイルス と 肺炎球菌 に 対する ワクチンの

接種が 推奨されています。

 

肺炎球菌については、平成26年から 65歳以上の

人を 対象に 自治体(市区町村)による 定期接種が

行われています。

 

肺炎球菌には 93種類の型があり、定期接種では

23種類の型に 対応する 23価肺炎球菌ワクチンが

用いられています。1回の接種で 5年間効果が

持続します。初めて受ける人には、1回限り、

接種費用の 一部が 助成されます。

 

また、13種類の型に 対応する 13価肺炎球菌結合型

ワクチン(小児では平成25年から定期接種)が、

平成26年6月から 65歳以上にも 適用できるように

なりました。こちらは 生涯に 一度の接種で 免疫を

つける ワクチン ですが、現在のところ 任意接種で、

費用の 助成は ありません。

 

肺炎球菌とインフルエンザの 両方の ワクチンを

接種することで、発症や重症化の予防効果が

高まります。

 

インフルエンザワクチン は 流行前の 接種が

効果的で 年一度の 接種が 必要です。

特に 肺炎が 重症化する リスクの高い人は、

積極的に 併用接種を 受けましょう。

 

 

 

永田先生 大変詳しく 丁寧に お話をいただき

ありがとうございました。 我々の 健康は

とても大切です、しかも 健康が 動物を飼い

共に 暮らすうえで 重要な気がします。

ともに気を付けていきましょう。

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院では ペット葬儀

ペット火葬 ペット供養 を 行っています。

事前相談も お受けしています。何か

御相談がございましたら 0120-121-940

フリ-ダイヤル(ワンニャンいいくよう)まで

ご相談下さい。 丁寧に ご対応させていただきます。

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局

 

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