日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

 

東京ペット葬儀　慈恵院　に　読者　藤井様より　季刊誌

慈恵への　投稿を　いただきましたので　ご紹介させて

いただきます。

 

「つぶやき（ぼやきかも）」 by小太郎

三鷹市　藤井　隆子

 

体重は１０キロ、年令は二十一才。そう、わたしは　バリバリの

長老の大猫だよ。だが　いたってノミの心臓。家族は飼い主の

おばちゃんと、ちょっと小意地の悪い、八才のお姉さん猫だ。

わたしは　二十一才で　大御所だが、おばちゃんは　いつも

「もうじき、後期高齢者なの、大事にくれね」なんて言ってるが

朝起きると「おっはよう。お二人さん、今日も　いい日にしよう」

と　高らかに宣言する。わしは　元気そうだ、ならサ－ビスが

いいぞと　期待する。焼き立ての　サンマかな、ピンピンはねる

海老の　ゆでたても　いいなあ。おばちゃんの　明るい様子に

期待は　増して行く。だから、おばちゃんの　後ばかり　付いて

歩く。仏様の　お茶と　お水を　上げて、何か分からんことを

言って、手を合わせている。

「さっ！朝ごなんだよ」と、いつもパリパリを　皿にいれてくれた。

これは　ずっと食べている。ちょっと　がっかりするが、腹すいてる

から　腹に　ながし込む。同居仲間の　ガビは　二口三口　楽しく

食べている。長い尻尾を　立てて　御機嫌のようだ。でも

わしはわしだ。娘っ子の　真似などせん。さあ　一仕事して来るぞ。

大して　食ってないのに、出るわ　出るわ。おばちゃんは　すかさず

片付けてくれる。「コタ、こんな大きなのが　出て　良かったね。

今日も元気で行こう」いそいそと　楽しそうだ。はいはい　そんなので

うれしければ、いくらでも　ひり出しますよ。

おばちゃんは「タイイン」したばかりなので、おかゆである。

今朝の　おかゆが　炊き上がって、ごはんを始めた。こっちは

満足だ。一遊び　する前に　寝るか。おばちゃんの　布団に、

ゆっくりと、長々と　体を　のばす。いい気分だ。あれ、

今日も　娘っ子は　かくれんぼか、新聞　盛り上がって、

尻尾の先っぽ　見せて、ピクリとも　動かない。

朝飯と無事出したから、今日も　いい日に　しよう。

さて朝寝　う-ん。

このごろ、一日中　ぼやいてます。　　　　　飼い主

 

 

 

 

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