日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

桜の咲く時期に　愛犬ベルちゃんが　旅立ち

慈恵院で　個別葬儀で　火葬され　府中本山の

納骨堂で　安らかに　眠っている　ベルちゃんの

想い出を　桑山さんが　季刊誌　慈恵に

投稿して　くれましたので　ご紹介いたします。

 

ベルと桜

国立市　桑山　千津見（56）

 

今年は　いつもより　遅い　桜の開花でした。

１６歳の　お誕生日を　目前に　愛犬ベルが

永眠しました。９歳の冬に　大きな手術をし、

春を迎える事が　できるか　心配しました。

桜が　咲いた時、いつもの　散歩道を　一緒に

歩くことが　できたのが　嬉しくて　桜とベルの

写真を　撮りました。その後も　体調は　悪く

フワフワの毛が　かわいい　シェルテｲは

脱毛し、病院通いの　日々でした。

ベルは　長女が　中学生、次女が　小学生の時に

家族の一員になり、それぞれの　悩みや

喜びを　聞いてくれました。暖かく　柔らかい

身体と　澄んだ目で　いつもそばにいました。

長女が　結婚する時は　最後かもしれないと

写真屋さんで　家族写真も　撮りました。

長女に　子どもが　産まれた時は、いつも

横になっている事が　多いのに、なぜか

元気になって　赤ちゃんの　そばを

離れませんでした。今年の夏を　越せるか、

今年の冬を　越せるかと　覚悟しながら

６年間が過ぎ、毎年　桜が咲くと　ベルと

桜の　写真を　撮ってきました。今年２月、

肺炎で　寝込んでいた　私の横で　ベルも

いつものように　寝ていました。暖かい

日差しの中で「ハフッ」と呼ぶので、

抱いてあげました。何かが違っていました。

だんだんと　呼吸が　ゆっくりになり、

私の腕の中で　静かに　眠りにつきました。

お骨に　なってしまった　ベル　でも

いつまでも　そばに置いておきたかったです。

少しずつ　春めいて　桜の便りが　届きます。

３月産まれの　ベルと　初めて　会ったのも

桜が　舞う頃でした。お別れも　桜の中でと

昨日　納骨堂に　納めさせていただきました。

納骨堂の中は、たくさんの　飼い主さん達の

愛情が　いっぱいでした。ベルも　お友達が

たくさんいる場所で　若い　元気な頃に

戻って　走りまわって　いるのではないかと

思えるようになりました。今年は　一人で

桜の　咲く　遊歩道を　歩きました。

「走ろう」と　催促していた姿、お友達ワン子

と　スキップするように　歩いていた事、

水仙の　匂いが　好きだった事、落ち葉の

中を　歩いた事、次々に　思い出され、

ベルと　会えなくなって　初めて　涙が

止まらなく　なりました。

 

たくさんの　思い出を　ありがとう。

たくさんの　幸せを　　ありがとう。

 

 

東京ペット葬儀　慈恵院では　ペットの葬儀・火葬・

供養を　行っています。事前相談も　お受けしています。

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