日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

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2017/01/29

日本人の生類に対する温かな愛情は、現代においても受け継がれている。

季刊誌 慈恵より お話をいただいた

獣医師先生の 投稿の紹介を

東京ペット葬儀 慈恵院の事務局より

させていただきます。

 

「日本人と、動物と」

恋ヶ窪動物病院

院長 高橋 木綿子

 

面白い 本に 出会った。徳川

末期から 明治 初期の 日本人の

心の あり方を、その時代に この国

を 訪れた 数多くの ヨ-ロッパ人が

書いた 文献などから 探そうと 試みた

「逝きし世の面影」という 本である。

その中で 特に 私の 興味を 引いた

のは、当時の 日本人の、生類に 対する

接し方 である。「馬は荒々しい声で

脅かされる こともない。馬が 死ぬと

りっぱに 葬られ、その墓の 上に 墓石

が 置かれる」「馬子たちが険しい道に

さしかかると、自分の馬に励ましの言葉を

ずっとかけどおしなのに気付いた」

当時のヨ-ロッパは、驚きを持って、

これらを 書き止めた。だが、彼らの

すべてが、こういった 日本人の

態度を 好意的に 受け取った 訳では

なく、むしろ 動物を 甘やかして

駄目に してしまっている、と思って

いたようだ。著者の 渡辺京二は

反論する。「彼ら(日本人)が 馬を

自分の 友 あるいは 仲間と 認め、

人間の 仲間に 対しても そうで

あったように、彼らが 欲しない ことを

己の 利便の 強制するのを 嫌がったのだ」

と。これを 読んで、私は、はっとした。

獣医師として 多くの 犬や 猫の

飼主さんと 接してきたが、現代の 日本人

にも 通じる ところが あるのだ。

「虚勢手術を したいけど、なんだか

可哀そう でね」こんな 風な 物言いを

する 方達が とても多い。大変、情深いのだ。

それゆえに、時には、甘やかして 犬の

悪い癖を 助長して しまうような ことも

あるのだが、彼らは それを 矯正する

のではなく、それは それとして 受け入れ

ようとする。動物が 年を 取ったり

病気に なれば、また それを 受け入れ、

静かに 寄りそってやる。安楽死は 非常に

少ない。おしめをあてがい、褥創の手当てをし、

優しく 話しかけたり 励ましてやる。

そして 最後まで、側にいて 看取ってやる。

こうした 日本式の やり方が いいとか

悪いとかを 論じる つもりはないが、

私はただ、この情深い 人々の 住む 国に

生れ、獣医師として、多くの動物が 大切に

扱われ 愛されて いるのを 目に する度

とても 幸せな 気持ちになる。

日本人の 生類に 対する 温かな 愛情は、

「逝きし世の面影」ではなく、

現代においても 受け継がれて いるのだなぁ、

と感じた 次第である。

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院

 

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