日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

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2017/01/11

死は誰の身にも来るもの、別れの際は「ありがとう」と見送ってあげられる人でありたい。

動物愛護協会の講習会でお話を頂いて

季刊誌慈恵に掲載された 投稿の紹介を

させていただきます。

 

社団法人 東京都家庭動物愛護協会主催の講習会にて

講演 愛しいものとの別れ

田中 章惠

 

私が 慈恵院に お世話になって 今年で25年になります。この間に 社会の変動、

文化の推移と共に 人と動物との関係に おいても 大きく変化が みられた時代だったと

思います。昔は 番犬として、それが ペットになり、今では家族の 一員へと 変わって

きたことは 彼らの 死の受け止め方にも 大きく変化が 現れております。最近では、

人の葬儀と 同じように 礼装にて 家族立会で 見送る形式を 希望される方が 増えて

まいりました。それほどまでに してあげた 彼らの死は 家族に とっては とても

悲しい 出来事で あります。溺愛の あまり 自分を見失い 病になる方も 多いと

聞きます。でも そのような 情況は 残念なことです。人は まず 死と どのように

向き合うか、動物達と どのように 付き合うべきなのか、ひとり 一人 真剣に

考えなくてはなりません。死は けっして 他人事では ないのです。 生まれたる者は

だれもみな 死への キップを 持たされています。愛しいものとも 必ず 別れがきます

愛別離苦。このことに 目を背けずに しっかりと 取り組まなくては なりません。

限りがある故に 命が いかに大切かを。また 与えられた命を いかに生きるべきかを。

人と動物の 関係を 仏教的に 説いたものに 六道輪廻 の 教えがあります。それは

生前の 行いによって 六つの世界に 振り分けられる というものです。地獄に始まり

餓鬼、畜生 人間以外の動物、修羅、人間、天上の世界、です。この世界の中で 自力で

改善できるのは 我々 人間だけが 他の世界の者に 手を 差し延べる ことが出来る

とされます。私達 人間は すばらしい境遇に 生まれて いることを知りましょう。

お寺の 行事の中で この意味合いで 行われる供養に 施餓鬼会 というものがありますが、

各お寺さんでは お盆頃に 檀家を集めて 三界の萬霊 ありとあらゆる霊 に対して

施食 をして 供養いたします。供養とは 一体 何でしょうか。供養の根本は 他が為に

良かれと 願うことです。人なればこそ 出来る 善業といえます。どうぞ皆さんも

その使命に 生きる人で あってください。最後に、お釈迦様 が 亡くなられた時の

様子を 描いたものに 涅槃図と いうものがあります。お釈迦様が 横たわる その絵には

弟子達や信者が 取り囲み、その周りを 森に住む 動物達が 囲んで 悲しむ姿が 描かれて

おります。お釈迦様の 分け隔てのない 教えを 伺い知るものと 言えましょう。でも

お釈迦様は 亡くなられる 間際に 我が死を 嘆き悲しんでは いけないと いわれました。

死は 誰の身にも 来るもので 皆が 自分自身を 頼りとして 正しく 生きなければと

悟らされて おられます。別れの際は ありがとう と しっかり 見送って あげられる

人で あってください。  合掌

 

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局

 

 

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