日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

季刊誌　慈恵より　お話しいただいた　獣医師先生の　投稿の紹介を

東京ペット葬儀慈恵院の事務局より　させていただきます。

 

今できる事

髙谷動物病院

獣医学博士　髙谷　不羈

 

私は、中学３年生の時、高校受験をまざし　座右の銘を　貫徹　とし

受験勉強に　徹しました。その後、日本大学農獣医学部受験、獣医師

国家試験、そして　大学を出て　就職試験も　常に　座右に　貫徹

の　二文字　かかげて　貫いてきた　ことが　順調に　人生を

歩んでこれた　のでは　と思います。就職は　東京都衛生局に奉職し

環境衛生監視員を　５年務め　ましたが、その後　退職し　動物病院を

開設し　小動物の　臨床に携わることに　しました。私が開業した

昭和４６年頃は　まだ　犬猫病院も　仕事になるの　と　言われるほど

市民には　認知度の無い　職業でした。犬猫が　死ぬ前に　一度　先生に

診て　貰えたら　というような　有様で、捨て犬　捨て猫　も多い時代でした。

しかし、今日では　人間の病院と同じくらい　責任を　押し付けられる

職業にまで　発展してまいりました。開業して　４２年　多くの動物たちを

看取ってまいりました。看取った　動物たちの　供養を　慈恵院様に

開業以来　お世話になっております。１０年前から　秩父三十四ケ寺観音霊場

巡礼を満願し、坂東三十三ケ寺観音霊場巡礼を満願、つぎに　西国三十三ケ寺

観音霊場　巡礼満願、平成20年に　百観音霊場　満願　を　達成致しました。

平成２１年に　四国八十八ケ寺を　巡礼満願し、最後　徳島港より　和歌山県に

渡り　高野山　奥の院に　お礼参りに　行ってまいりました。お参りの　たびに

般若心経を　お唱えし、写経を納経して参りました。4泊5日を　二回で回る

四国一周の　遍路旅を終えて　大変清々しい　気持ちです。いつか　薬効甲斐なく

亡くなる動物達に、お経を上げて　やれたらと　思うように　なっていました。

しかし　お坊さん　でもないのに　と飼主さんから　顰蹙を　かうのは明らかで、

それなら　いつか　僧侶の資格を　取りたいなと　考えていた。そんな折、

大法輪に　載っていた　親鸞聖人の話しを　思い出した。幼い時に　両親と

別れた　親鸞は　世の中の無常を感じ　出家した　ともいわれていますが、

夜半に　慈円の　もとを　たずねた　親鸞に　慈円は　きょうは　夜も

遅いから　出家の義式は　あすにしよう　と言った時、9歳の少年は

あす　あると　おもう　こころの　仇桜、夜半に　嵐の　吹かぬ　ものかは

（あす　あると　いいますが、今　咲いている　桜の花も　一夜の　嵐の中で

皆　散ってしまう　ことも　あります）と　詠んだ　と　伝えられています。

慈円は　その場で　出家の儀式を　おこなった　といいます。慈円は

京都　東山に　青蓮院を　開き　天台宗の座主　となった　僧侶です。

親鸞聖人は　後に　浄土真宗の　開祖となった　人です。（大法輪22年11月より）

そんな折、日本カルチャ－協会の　僧侶養成講座の　通信教育で　僧侶の資格が

取得出来る　事を知って、勉強を開始。権僧都職の僧位認定免状　を頂きました。

このたび　未曾有の　大震災が　あり　多くの人々、動物達も　被害に　遭われました。

いま　私に　出来る事、毎日　座禅と読経を　行い　なくなられた方々、

動物達の　ご冥福を　心より　お祈り申し上げております。

 

東京ペット葬儀　慈恵院　事務局では　ペットとの思い出、出来事など

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