日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

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2016/11/26

慈恵 季刊誌

季刊誌 慈恵より 読者 藤井隆子さんよりの

投稿の 紹介をさせていただきます

 

生命のつながり

三鷹市 藤井 隆子

 

2メ-トル近い 高さの 棚の上で、エアコンの 温風を

直接に 受けて、ゆるうい 昼寝を 楽しんでいるはずの

ガビが、何と 目を光らせて お尻を 持ち上げて

振るわせている。何を見つけたの と 聞きながら

ガビの視線を 辿って見ると、自分の体の三倍もある、

先輩 猫 の 小太郎が のんびりと 小便をしている

姿が あった。同じ柄の 似た顔付の 二匹の猫は

全くの 出所不明。小太郎は 一人住まいの 折の

娘の部屋に 飛び込んで来て、ガビは 生まれた日に、

誰かに捨てられて いたのを、娘が 拾って来たから

である。生後 間もない ガビ姫の 四匹の 兄弟達は

ガビに 命を託して 次々と死んだ。その中でも

一番 弱そうなのに、一番 鳴き声の 強かった ガビ

だけが残り、すでに 4年目を 迎えて、まさに

猫ざかり の スレンダ-な 猫である。

その頃 まだ、闘病中の ミモザおばさん から

排泄の仕方などを 教わり、母を知らない ガビの

毛づくろいを してくれていた。しの ミモザは

老いと 病には 勝てず、辛い闘病の末 他界して、

現在 貴院の 手厚い お守りを賜り、大勢の

お仲間達と 安らかに 過ごさせて 頂いている。

生前 ミモザは 小太郎が 迷い込んで来た時には、

まだ 子猫の 小太郎に 折々 猫パンチ を

かませていたことか。ガビは のんびり老後の

昼寝を 楽しむ 小太郎に ちょっかいを出し、

追いかけるが ガビが 早すぎて 先を走って行く。

大小の違い だけで 常に 追いかけっこ。

仲が好いんだか 悪いんだか、一日を終える頃、

小太郎は 誰かの寝床に もぐり込む。

ガビは どうするか と 思いつつ 休むと、

夜中 椅子の上で まるくなって 寝てる時も

あるし 様々だ。いずれにしても 二人 いや

二匹が 無事に 一日を終えてくれれば、

これに 勝る 幸せはない。ミモザ、小太郎の

命の つながりを 静かに 見守って 行きたい。

 

 

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