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2017/11/20

東京ペット葬儀・慈恵院の健康チェック(寒い日の血圧管理)。

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東京ペット葬儀・慈恵院 季刊誌 慈恵に

なるほど 健康チェック のコ-ナ-が

有ります 皆様の 健康管理の お役に

立てればと 毎回 掲載をしていますが

今回は 11月も 下旬に成って来ますと

気温が ぐっとさがり 寒さも身に染みる

気候と成って来ましたので 永田先生に

寒い日の血圧管理の仕方について お話を

お伺いして来ましたので ご紹介させて

いただきます。

 

なるほど健康チェック

 

「寒い季節の血圧管理」

 

ながた内科クリニック

院長 永田 宏

 

寒い季節には 血管が収縮して 血圧が上がり

やすくなります。また、室内外での 寒暖の差も

血圧の 変動に 影響し、高血圧の人、特に

お年寄りは 注意が必要です。

高血圧は、脳卒中や心筋梗塞の 大きな危険因子

ですが、これからが 起こりやすい 最も危険な

時間帯は、起床後1時間以内と いわれています。

血圧の高い人は、毎朝の家庭血圧測定で しっかり

血圧を 管理しましょう。

 

(血圧は、血液の流れが 血管の壁に かける圧力)

 

血圧は、血管の壁に かかる 血液の圧力で、

上下 2つの 値で示されます。血液を送り出す

ポンプが 心臓です。全身に 血液を 送るととき、

心臓は 強く 収縮して、大動脈に いっきに

血液を 押し出します。このとき 血菅にかかる

圧力は 最も高くなります。これが収縮期血圧で、

最高血圧とも 呼ばれます。全身から 血圧が戻り、

次の収縮に備えて 心臓が 膨らんだとき、血管に

かかる圧力は 最も 小さくなります。

このときの 血圧を 拡張期血圧、または 最低血圧

といいます。

 

収縮期血圧が 140mmhg以上、

拡張期血圧が 90mmhg以上になると、高血圧と

診断されます。

 

血圧は、心臓から 拍出される 血液量が 増えるほど、

また 血管抵抗(血液の流れにくさ)が 大きくなるほど、

上昇します。血液量が増える 大きな原因は、塩

(ナトリウム)です。塩が体に入り過ぎると、身体は体液の

ナトリウム濃度を 一定に保とうとして 水分を増やし、

血液量が 増えます。

 

血管抵抗は、血管が 狭くなるほど 大きくなります。

その原因の ひとつが 血菅の収縮です。たとえば、

交感神経(活動、緊張、ストレスなどで優位に働く神経)

が 活発になると 血管が収縮し、血流に対する抵抗が

大きくなります。また、腎臓で作られる アンジオテンシンⅡ

という物質、副腎から分泌される ストレスホルモンの

ノルアドレナリン、タバコに含まれる ニコチンなども

血管を 強く収縮させます。

 

加齢や 動脈硬化 による 血管の弾力性低下も

血管抵抗を 強めて、血圧を 上げやすくします。

日本人の 高血圧の 90%以上は、特に 高血圧になる

原因疾患はなく、遺伝的体質や加齢、食塩の過剰摂取、

過食や運動不足による肥満、喫煙、ストレスなどの

環境要因が 複合的に かかわり合って生じると

考えられています。

 

(高血圧は、動脈硬化の重要な危険因子のひとつ)

 

動脈は 加齢とともに 少しずつ 硬くなりますが、

高血圧では 常に 強い圧力が かかっているために

血管の壁が 痛み、動脈硬化が 早く、強く進みます。

 

動脈は体の隅ずみまで 酸素や栄養を 運ぶ 重要な

血管ですので、動脈硬化で 血流が 滞ったり、血管が

破れたりすると、深刻な臓器障害を 起こします。

 

心臓の冠動脈に起これば 狭心症や 心筋梗塞に、

頸動脈や 脳の動脈では 脳卒中(脳梗塞、脳出血)に

つながります。

 

腎臓の糸球体の毛細血管に動脈硬化が起こると、腎機能が

低下し、慢性腎臓病(CKD)につながります。糸球体の

血液ろ過機能が 低下すると、余分な水分と塩分が

排泄されず、血流量が増加して 血圧が上がります。

その血圧の上昇が、また 腎機能を低下させるという

悪循環を 作り出します。

 

高血圧はまた、破裂すると 命にかかわる 大動脈瘤

にもかかわっています。動脈硬化は、高血圧だけでなく、

糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症など、他の生活習慣病が

重なるほど 強く進みます。高血圧のほかに 別の

生活習慣病が ある人は、その改善も 必要です。

 

(家庭で測る血圧が その人本来の 血圧)

 

血圧は常に変動しています。1日の中でも 朝と夜、

活動中と睡眠中、また 過労やストレス、興奮、

運動、温度などによっても 血圧は 変動します。

 

そこで、その人本来の 血圧を 知るのに有用なのが、

ふだん 家で測る 家庭血圧です。診察室血圧(病院の

診察室で測る血圧)だけでは わからない その人の

血圧の特徴が わかるため、今日では 診察室血圧

よりも 家庭血圧による 診断が優先されています。

特に、夜間高血圧や早朝高血圧 のような 危険な

高血圧の 発見は、脳・心・腎の重大な 病気の

発症予防に 重要です。

 

白衣高血圧▽

家庭血圧は 正常範囲で、診察室で測ると 高血圧を

示します。主に緊張によるものなので、治療の必要は

ありませんが、一部の人は 将来、本格的な高血圧に

移行することが ありますので、肥満や生活習慣病が

ある人は、ふだんから 家庭血圧を 測りましょう。

 

仮面高血圧▽

診察室高血圧が 正常範囲でも、家で測ると 高血圧を

示します。高血圧が「正常という仮面」を かぶって

隠れているもので、家庭血圧を 測ることで 初めて

見つかります。

 

夜間高血圧▽

血圧は、日中は高く、夜間から睡眠中は 低くなりますが、

夜になっても 血圧が下がらず、高い血圧が 朝まで

続きます。常に高血圧に さらされている 血管は

痛みやすくなります。

 

早朝高血圧▽

血圧は 起床前後から じょじょに 上がっていくのが

普通ですが、起床直後に 急激に 血圧が 上昇します。

夜間高血圧が 早朝まで 続いている場合も あります。

どちらも 脳卒中や 心筋梗塞の リスクが 高い

危険な 高血圧です。

 

収縮期血圧 と 拡張期血圧

動脈壁が 膨らむ 収縮期血圧(最高血圧)

動脈壁が 元に戻る 拡張期血圧(最低血圧)

 

高血圧 と 動脈硬化

高血圧は、高速道路を猛スピ-ドで車が走っているような

状態、血管は どんどん痛みます

 

血管の壁にできた コレステロールの塊(プラ-ク)や、

これが破けて できた 血栓が 詰まってしまう、心臓や

脳の 太い血管に 起こりやすい

 

血管の 弾力性が なくなり、硬くなるため、血圧が上がると

破裂しやすくなる、脳や 腎臓の細い動脈に 起こりやすい

 

高血圧の基準(単位:mmHg)

診察室血圧 収縮期血圧(上の血圧)140以上 かつ・または

拡張期血圧(下の血圧) 90以上

家庭血圧  収縮期血圧(上の血圧)135以上 かつ・または

拡張期血圧(下の血圧) 85以上

 

値は 2回 測定した血圧の 平均値。家庭血圧は 診療室血圧

より 5mmHg 低めに定められています

 

(朝の血圧に注目して 治療・食事・運動・睡眠 を改善)

 

心筋梗塞や 脳卒中は、夜よりも 朝の 発症が多く、

起床後 1時間以内が 最も危険な 時間帯と いわれています。

この時間帯に、血圧は 大きく上がります。そこで

「起床後 1時間以内」の血圧値を 毎朝測定することが重要です。

 

さらに夜、「就寝前」に測定します。朝と夜の 血圧値を比較

したときの 変動幅(血圧差)も 重要な指標で、その差が

大きい人は 脳卒中の リスクが 高いといわれています。

 

高血圧治療の目標血圧値(単位:mmHg)

 

若年者・中年者・前期高齢者(~75歳)

診察室血圧 140 かつ 90未満

家庭血圧  135 かつ 85未満

 

後期高齢者 (75歳以上)

診察室血圧 150 かつ 90未満

家庭血圧  140 かつ 85未満

ようすを見ながら下げられれば

診療室血圧 140 かつ 90未満

家庭血圧  135 かつ 85未満

 

糖尿病患者、たんぱく尿のある慢性腎臓病患者

診察室血圧 130 かつ 80未満

家庭血圧  125 かつ 75未満

 

朝の血圧が 145mmHg(収縮期)を 超えると 脳卒中や

心筋梗塞の リスクが 高くなります。生活を改善し、

必要であれば薬の 力も借りて、良好な 血圧値を 維持しましょう。

 

上記は 高血圧治療の 目標値です。75歳以上では 少しゆるく、

糖尿病や腎臓病の ある人は より厳しい 目標値が 設定されて

いますが、朝の血圧を 125mmHG未満(収縮期)に 維持できれば

理想的です。

 

治療ではまず、食事と運動を 正しく改善し、肥満があれば 減量

しましょう。食事のポイントは、減塩、摂取カロリ-、

栄養バランスです。

 

運動は 1日 10分以上、早歩きなどの 軽く汗をかく運動

(心拍数100~120)が 血管の健康にとってよく、血流が

早くなることで、血管の内皮細胞から 血管をしなやかにする

「しなやか物質」が 分泌され、血圧を下げます。

 

節酒、禁煙も心がけてください。良質な睡眠と、規則正し生活は、

血圧の安定に 非常に重要です。不眠や睡眠時無呼吸症候群などで

睡眠状態が よくないと、朝の血圧が 上がります。

 

こうした生活改善で 降圧効果が 見られなければ、薬を使います。

よく「血圧の薬は 飲みだしたら 止められないのでは?」と

薬を ためらう人がいますが、そんなことは ありません。

 

薬で血圧を 下げたあと、正しい生活習慣と 良好な 血圧値を

維持できれば、薬を 減らしたり、止めることもできます。

 

(夜中に寒いトイレは 危険 生活環境の 温度差対策を)

 

気温によって 血圧が 大きく変動するタイプの 高血圧を

気温感受性高血圧 と呼び、変動幅の大きい人ほど 脳卒中や

心筋梗塞の リスクが 高くなります。

 

冬場は、末梢血管が 収縮して 血圧が 上がりやすいのですが、

高血圧の人で、早朝に 血圧が 大きく上がり、冬場 と 夏場の

血圧差が 20mmHg以上ある場合、気温感受性高血圧と考えられます。

さらに、冬場は屋内外・室内外の 温度差でも 血圧が 変動しやすく

なります。

 

特に高齢者は 血管が硬くなっていて、血圧を 調整する 力が弱い

ため、家の中でも 温度の 低い場所で、脳や心臓の 血管事故が

起こりやすくなります。

 

なかでも危険なのは 夜中の寒いトイレです。寒さが血管を 収縮

させて 血圧を上げ、いきんだり すれば 血圧は さらに上がります。

トイレ、浴室、脱衣所 などは 暖かくしておきましょう。

 

室温は「足元」が重要です。足元の温度が 10℃下がると、血圧が

9mmHG上昇するという 調査結果があり、足元の 冷えは

気温感受性高血圧を 引き起こしやすいと 考えられます。

 

床暖房や ホットカーペット、厚手の靴下 や スリッパなどで

足元を 暖かくしましょう。

 

冬場の 朝の室温は 10℃を 下回らないように 気をつけて

ください。また、冬場は 寒さのために 運動量が 減りがち

ですが、昼間 できるだけ 体を 動かし、夜に しっかりと

睡眠を とることも 血圧の安定にとって 大切です。

 

高い血圧は「まず下げる!」ことが重要。よい生活習慣を維持

すれば 薬を 中止することもできます。

 

寒いトイレや 浴室などとの 温度差に 注意!

冷えた体で、いきなり熱い お風呂に入ると 血圧は

急上昇! かけ湯を してから 静かにつかりましょう。

 

寒い季節の血圧管理について 永田先生に お伺いいたしました。

11月も 月末に近付 朝晩は 気温が10℃を 下回る日が

訪れて来ました 血圧に 気を付けなければ 行けない人は

勿論のこと 皆様におかれましては 冬の 自己健康管理に

十分気を付けて お過ごしください いつも 詳しく 丁寧に

お話をしていただきまして ありがとうございます。

 

 

東京ペット葬儀・慈恵院では ペット葬儀・ペット火葬・

ペット供養を 行っています。事前相談も お受けいたします。

何か 御相談が ございましたら 0120-121-940

フリ-ダイヤル(ワンニャンいいくよう)まで ご相談下さい。

丁寧に ご対応させていただきます。

 

フリ-ダイヤル 0120-121-940(ワンニャンいいくよう)の

無料通話の受付は 午前8:00より 午後7:00まで お受け

いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

東京ペット葬儀  慈恵院  事務局

 

 

 

 

 

 

 

 

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