日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

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2017/08/26

東京ペット葬儀・慈恵院の季刊誌・慈恵の読者コ-ナ-。

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局です。

慈恵院の 季刊誌 慈恵に 読者の

方々より 投稿をいただいて 作成

している  読者コ-ナ-が あります。

東京都 国分寺市に お住いの 高橋様より

猫ちゃんへの思いを 綴った作文の投稿を

いただきましたので ご紹介させて

いただきます。

 

「不思議な猫との出会いと別れ」

国分寺市 高橋 正実

 

年が明け、明日は大寒という 寒い朝に

ペケが 逝ってしまいました。ペケは

19か20歳くらいの 雑種の雄猫です。

年末から食欲がなくなり、更に 備えの

水も 減らなくなりました。それでも

ベランダの 窓から 外へ出て行き、

そして 戻るという 日が 数日続き、

やせ細るばかりでした。

 

「猫は人に 見られない所で 死ぬ」と

言われます。ペケは 老猫だから 家に

戻らなくなる日が そろそろ 来るような

気がして、死んでしまう という 悲しい

思いは 仕方のない ことだと 私は

思うようになりました。

 

いつものように ペケは 外から戻って

きましたが、フラフラして 倒れながら

歩くようになりました。

 

それでも 二階まで 階段を 昇って

までして 戻ってきた ペケが

可愛そうで、もう寿命かと 思いつつ

病院へ入院させました。腎不全と診断され、

体重は半分ほどに 激減していました。

 

回復の兆しがなく、面会に行った 私に

獣医は「点滴 続けてますが、ぐったりして

反応が 殆どなく、今晩にも 死ぬかも

しれませんね」と言われ、私は 悲しい

思いで ペケと 面会しました。

 

その時 ペケは、私を見るなり 少し

起き上がって、「ニャ-ッ、ニャ-ッ、

ニャ-ッ」と、今まで聞いたことのない

とても 力の こもった声で 鳴いたのです。

獣医は「やっぱり 飼い主さんは

すごいですね」と 感動していました。

 

その後ペケは 元に戻り、それから 鳴き声を

聞くことは ありませんでした。

 

ペケは最後の 鳴き声で いったい何を

伝えたかったのだろうか?・・・・

 

「ありがとう」? 「家に戻りたい」?

「恩返しせずに ごめんなさい」?

「死にたくない」?

 

18年前、私は外で 猫が 鳴いているのが

気になり 外へ出たら、その猫が 私に

近づいてきて、まるで 私に 会いに

来たような 感じでした。

 

可愛い顔をした 人懐こい 猫で、家に

連れて 牛乳を与えたような 記憶が

あります。

 

行儀がよいので 飼育されている 猫

だろうと思い、いつでも 帰れるように

ベランダの 窓を 少し開けて 過ごさせ

ました。そして窓から 出て行ったので

飼い主の元へ 戻ったものと 思って

いましたが、翌日 帰宅すると、いつの間

にか また 居るのです。

 

そんな 出入りが 数日続いた ある日

暫く 戻らなくなり、きちんと 飼い主の

元に 戻ったものと 安心しました。

ところが 後日、また戻っていたのです。

ただし、窓の近くで じっと 動かず

様子が 変なのです。どうしたのかと

抱こうとしたところ、「ギャ-ッ」と

強烈に 鳴くのです。

 

どうやら 怪我か病気だろうと 考え、

動物病院へ 連れていく ことにしました。

診断の結果、恐らく 車にひかれて 下半身を

やられたのでは ないかとのことで

入院させる ことにしました。

 

尻尾は 腐りかけ 切断しました。費用は

びっくりするほど 高価でしたが、退院後

徐々に 歩けるようになりました。

年齢は、獣医の推測(歯を見て)によると

2歳くらいだそうです。

 

下半身を怪我していながら、階段を

昇らなくては 行けない 私の ところまで

来たという、何かしらのキズナ(絆)を

感じ、私は その猫を飼うことに 決めました。

 

私が幼少の頃に 実家で飼っていた 犬の

名前であった「ペケ」と 名付けました。

 

その後ペケは、高所へ 飛び上がったり

走ったりと、何ら 普通の猫と 変わりなく

順調に 回復しました。

 

ただ 不思議なことに 魚を 食べません。

ドライフ-ズがメインで、花カツオ(節)が

大好物です。

 

更に 不思議なことは、ペケは 私と散歩を

します。というか 私が外へ出ようとすると、

後ろに ついて来るのです。そこへ 通り

かかった おばさんが 自転車から降りて

「これ猫ですよね」と 不思議そうに

暫く眺めていた時の事を 覚えています。

 

休日は 近くの 広い 駐車場へ 一緒に

散歩するようになりました。ペケは その

駐車場に 生えている 草を 食べるのが

好きで、食べて 満足した ペケは、

腰かけている 私の元へ来て 横に

なるのです。通行人は 不思議そうに

眺めたり、近寄って来たりしました。

 

また、ペケは 毎日のように 家の近くで

私の帰宅を 前足 立ちで 待っているのです。

残業などで 帰宅が 遅くなるときもです。

私の帰りを 待つのではなく、きっと 餌が

欲しくて 待ちきれないことが、そういう

行動に なったのでしょうね。

 

私は 犬派でしたが、こんな 猫が いるなんて

知りませんでした。今は 猫派に 逆転した

ようです。

 

そんな ペケが 逝ってしまいました。

自宅で 看取りました。

犬猫霊園へ 合同葬を 依頼しました。

 

猫好きな ここのマンションの管理人は、

外で会う ペケを 独自に「キ-ちゃん」と

名付け 呼んで 可愛がってくれました。

 

マンションでは ペット禁止ですが、特別許可

して頂いた 管理人に、ペケが 死んだことを

伝えるべく 電話しましたが、涙が溢れて

うまく話が できませんでした。

 

管理人は すぐに 私の部屋に、お線香を

届けてくれました。翌日の合同葬の時間に

お線香を あげました(管理人も そうして

頂いたようです)。

 

人間は 年老いて 体が 弱っていくのが

判りますが ペットは なかなか 判断

できません。ペケは 年末まで 変わらず

元気だたのです。

 

若くして 大きな怪我を したにもかかわらず、

20歳という 長寿でしたが、年齢を 意識して

人間のように 定期健康診断を してあげれば

良かったかなあ と 後悔しています。

 

 

 

高橋様 ペケちゃんの ご葬儀には

お疲れさまでした。また手厚い ご供養

ご苦労様でした。ペケちゃんが 高橋様の

家に来てからの不思議な 出会いと

長年に渡る お互いの 温かい 生活

手に取るように わかりました。

どうぞ 哀しみは 尽きませんが 可愛い

我が子 愛猫ペケちゃんは 慈恵院の地に

安らかに眠っております われわれ職員

勿論 和尚様の 手厚い 供養の元に

安らかに 眠っておりますので いつでも

お参りに お見え下さい。

慈恵院の 合同墓所は 皆様が 供えてくれた

お線香や お花で 賑やかに 華やいでおります。

今日も 沢山の お檀家様の お参りで

賑わっております。

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院では ペットの葬儀

火葬・供養を 行っています。事前相談も

お受けしています。何かご相談が

ございましたら 0120-121-940

フリ-ダイヤル(ワンニャンいいくよう)まで

ご相談下さい 丁寧に ご対応させて

いただきます。

 

フリ-ダイヤル 0120-121-940

(ワンニャンいいくよう)の 無料電話は

午前8:00より 午後7:00まで

お受けいたします。どうぞよろしく

お願いいたします。

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局

 

 

 

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慈恵院
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