日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

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2017/08/01

あきる野市の檀家様より、東京ペット葬儀・慈恵院・読者コ-ナ-への投稿。

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東京ペット葬儀 慈恵院 事務局です。

あきる野市に お住いの 慈恵院の

檀家様でもある 為谷由美子様より

動物たちの 東日本大震災とのタイトルで

季刊誌 慈恵の 読者コ-ナ-に

投稿を いただきましたので

ご紹介させていただきます。

 

「動物たちの 東日本大震災」

あきる野市 為谷 由美子

 

東日本大震災から 6年になる。

3・11前 までは、人も そうだが、

牛、馬、豚、犬猫など 沢山の動物たちも

穏やかな 日々を 過ごしていたと思う。

 

あの震災で 一番強烈に 残っている

ことは、福島県の 原発事故、20キロ

圏内の 住民すべてに 避難命令が 出、

ペットを 連れて 避難された 方も

中には いらしたが、数日で 帰れると

思い ペットを 置いて 避難された方も

多かった。

 

私も 猫を 飼っているので、飼い主さんの

心配や 苦しみが 痛いほど 分かるし、

また 誰もいない町で 過ごしている

動物たちの ことが 心配で 悶々と

日々を 送っていた。

 

夜空の 美しい 月を 眺め、あの 月の

下で 動物たちは どうしているのだろうか

と 思い、一日も 早く 事が 収まることを

祈った。

 

後になって 聞くところによると、犬猫の

80パ-セントは、餓死や衰弱死で 亡くなった

そうである。

 

又、衝撃的だったのが 大動物の 牛 などは

殺処分となった。

 

福島第一原発のある 大熊町で 1年8ヶ月

過酷な 状況の中 生き抜いた子 である。

 

たぶん餌の 奪いあいで だと思うが 右の

耳が 折れ、身体は ガリガリで 中型犬より

大きい ミックスの子であった。

 

名前はトニ-。福島の犬猫保護施設で しばらく

お世話に なっていたので、すぐに 私達にも

なついてくれた。

 

おとなしく、穏やかで 優しい子だった。

沢山話しかけ、散歩も沢山した。

 

お花見、ドンドン焼き、薔薇フェスティバル、

川沿いを 歩いたりと 楽しい思い出を

残してくれた。

 

夕方の 散歩は 主人だったが、家族の一員

である事を トニ-にも 分かって欲しく

必ず 外まで 出て 見送った。

 

嬉しそうに 元気に歩く 後ろ姿、そして

夜空の月を 眺め、1頭しか 迎えられなかったが、

トニ-が うちの子に 来てくれて、感謝一杯で

月を 眺めた!

 

大げさに 思われるかも しれないが、

私にとって 幸福感を 感じる ひと時であった。

 

苦労した子で あることも 分かっていたし、

とても なついてくれて トニ-と 私の

信頼関係も 深まり 絆も出来、愛しさが増す

ばかりだった。

 

そんなトニ-も 我が家に来て、1年11ヶ月

急に 胃捻転で 旅立った。

28年8月13日 お盆の日であった。

 

百か日が 過ぎ 慈恵院さんに お骨を収めた。

 

明日、合同墓地に入れて頂けるとは 分かったが、

時間は 何時になるか 分からないとの事だった。

 

自宅に着き、仏壇に手を合わせると同時に、

市の 4時半のチャイム、童話の「ふるさと」の

メロディーが 流れた。いままで 気にとめて

いなかったが、「ハッ」とした。

 

トニ-は 故郷福島に 帰りたかった のでは

ないかと思った。

 

翌日、車を運転していたら、不思議な事に

10時頃に 童謡の「ふるさと」のメロディーが

耳に入り、トニ-の 笑顔が 脳裏に 蘇った。

 

きっと この時に、合同墓地に 入れて頂き、

故郷福島に トニ-の 魂は 飛んで行った

のではないかと 思った。とても不思議な

体験だった。

 

住み慣れた町、亡き人々、沢山の お友達や

思い出も 沢山あったに 違いない。

 

私は トニ-と 過ごした 年月は 短かったが、

縁あって 出会えたことに 感謝し、トニ-の

すべてが 好きだったし、これからも 思い出を

大切にしていきたい。

 

最後に、東日本大震災で 人や 沢山の動物たちの

命を 亡くした。

 

あの大震災さえ なければ、人も動物たちも

穏やかな日々を 過ごしていただろう。

 

亡くなられた 皆様の ご冥福を

心より 祈る。

 

 

 

東京都あきる野市の 為谷様 読者コ-ナ-に

投稿 ありがとうございました。 皆様に

季刊誌 慈恵の 紙上にて ご紹介させて

いただきました。東日本大震災から 6年が

経つのですね 沢山の 人 動物 木々の

植物 建物などの建造物 が 亡くなり

失われました あの大震災さえ なかったら

皆の 穏やかな日々を 無くしたと思うと。

 

亡くなられた皆様の ご冥福を 心より

お祈り 申し上げます。

 

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院では 皆様の

投稿を お待ちしております。

季刊誌 慈恵にて ご紹介させて

いただきます。可愛いペットの事、

季節のお話 なるほど豆知識など

皆様に 是非ご紹介した事を 掲載させて

いただきます。 どうぞ ご参加下さい。

 

 

東京ペット葬儀 慈恵院 事務局

 

 

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