日本最大級ペット専門寺院 お迎えから、ペット葬儀(火葬)、供養、納骨、埋葬まで一貫施行

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大切なペットがおうちに帰るための初盆準備について   大切なペットがおうちに帰るための初盆準備について
四十九日に彼岸へと旅立ったペットたちの魂は、お盆の時期に戻ってきます。一言にお盆といっても、初めてお盆を迎える人にとってその準備の方法は未知数です。魂を迎え入れる準備については、お骨がどこにあるかで変わってきます。
 
今回は、そもそもお盆とはどういうものなのか?ペットを亡くしてから初めて迎えるお盆でも焦ることがないように、その手順や方法をご紹介します。
 
  1. そもそもお盆とは?

子供の頃、家族に連れられてお盆にお墓参りに行って以来、それが習慣になっている人も多いのではないでしょうか。毎年の恒例行事ですが、その意味について詳しく説明することはできない人もいるかと思います。家族の一員だったペットを失い初盆をするなら、知識を蓄えておいて損はありません。
 
そもそもお盆とは、旧暦の715日周辺に行われる先祖を供養するための儀式です。お盆は正式名称を盂蘭盆会といいます。日本においては祖霊信仰、要は自分たちを守ってくれている先祖の霊をまつる習慣が自然に行われてきました。
 
最近では、ペットも家族の一員である考えが増え、ペットの霊に対してもお盆にお参りするケースが増えています。生き物の魂は、四十九日を境にあの世へ旅立つとされています。しかし、年に一度お盆の時期に現世へ戻ってきます。
 
現在用いられている暦である新暦は旧暦と1カ月ほどズレがありますので、現代においては8月の中旬が盂蘭盆会の時期となります。地域によっては、時期が多少前後することもあります。
 
1-1.初盆とは
初めてのお盆を初盆といい、ペット葬儀でも重要視するご家族が増えてきました。人の先祖の霊をお迎えすることと同じように、旅立ったペットが気持ち良く自宅へ戻ってこられるように配慮します。
 
人の初盆は、仏事の中でも特に盛大なセレモニーを行うことが多く、自宅へ僧侶に来てもらい読経を上げてもらったり、親族が集まって食事会を開いたりすることもあります。
 
ペットの初盆の場合は、そこまで豪華なものにするケースは稀です。しかし、生前ペットとお付き合いのあった人たちを招いて思い出を語り合うことをするご家族も目にします。元気だった頃を思い出してあげることは、ペットの魂を悼むことに繋がります。
 
2.ペット葬儀の方法別供養について
ペット葬儀の方法によって、お盆における霊のお迎え方法は変わってきます。お骨が安置されている場所に霊が帰ってくるのが一般的な認識なので、安置のされ方が違えばお迎えする側の準備にも違いがでてきます。
 
お墓を用意しているのか自宅で供養しているのか、はたまた合同供養に供養しているのかによって、お盆をどのように過ごすべきか見ていきましょう。
 
2-1.お墓がある場合
ペット霊園などにペットのお墓を用意している人は、お墓にお参りするのがお盆における供養になります。お墓参りには様々なマナーがありますが、大切なのはペットを大切に思う気持ちです。
 
2-1-1.お墓の掃除
まず、お墓の周囲を綺麗に清掃します。特にお盆の時期は、雑草や草花が生えていてお墓が埋もれてしまうほど雑然とした景色になっていることも少なくありません。
 
これでは帰ってきたペットの霊も落ち着いて過ごせないでしょうから、お盆のときに過ごしやすい場所作りをしてあげましょう。
 
お墓の周りが綺麗になったら、次は墓石そのものを磨いていきます。気を付けたいことは、お墓に直接水をかけてしまうのは、ペットに冷や水を浴びせることになり、非常に失礼だとされていることです。夏の暑い日ざしから、キンキンに冷えた水をかけてあげたくなりますが、ここはグッと我慢しましょう。
 
固く絞った布で墓石の表面を磨いてあげます。水に濡れると墓石の色が濃く変化することがありますが、これは石材の性質上よくあることで、乾いたら元に戻るのでご安心ください。
 
2-1-2.お墓参り
お墓を磨き終えた後は、いよいよお参りに入ります。お参りについては、皆さんの宗教により方法に違いがあると思いますが、一般的にはお花を添えた後、束になった線香に火を着け、線香立てに設置するのが最初の手順です。
 
そして、手を合わせてペットの霊を迎えてあげましょう。「よく戻ってきてくれたね」と心の中で労ったり、「元気にしていたかい?」と問いかけたりなど、お参りの最中に何を考えるかは皆さんの自由です。
 
お墓にお供え物を置くケースは良く見られますが、霊園や寺院によっては食べ物を置くことを禁止している場合もあるので注意しましょう。
 
ただし、お参りの際に一度墓前に供えてから、持ち帰って食べるお供えの方法もあります。お供え物を食べる習慣は昔から存在するので、ペットにどうしても食べ物を備えたいときはこのやり方をお試しください。
 
2-2.自宅にお骨がある場合
お骨を家に安置してペットを供養している人は、自宅でお盆を迎えることになります。
 
仏壇などを用意している人は、お盆を向える前に綺麗に磨いた後、お参りをした方がペットも気持ち良く帰ってこられることでしょう。盆提灯を準備したり、お供えのためのお花やペットが好きだったおやつなどを用意してあげたりするのもお盆における供養の準備といえます。
 
ペット葬儀業者によっては、お盆の時期に僧侶を派遣して読経してくれるところもあるので、お近くのペット葬儀業者に確認してみてください。
 
2-3.合同葬でお骨が無い場合
ペット葬儀の場合、合同葬で他の家のペットと火葬され、お骨が手元に戻ってこないケースがままあります。お骨が無ければお盆の供養が出来ないのかというと、そんなことはありません。合同葬をとり行っているペット葬儀業者の多くは、お盆の時期になると合同法要を実施しています。
 
合同慰霊塔に供養されたペットの飼い主が一堂に会し、僧侶の読経を聞きながらペットの生前の姿を思い浮かべたりします。ペットの写真や好きだったおやつなどを持ち込んでお供えさせてくれるなど、ペット葬儀業者によって形式は変わってきます。お盆の合同法要については、ペット葬儀業者から案内の手紙が届くことも多いので、欠かさずチェックしておきましょう。なお慈恵院でも合同法要を実施しております。
 
3.ペットが迷わないでおうちに帰るために
お盆の時期に自宅でペットの霊を迎える際に、準備しておきたいグッズが存在します。人間の供養において必要な物もありますので、お盆になる前に用意しておくと良いでしょう。
 
・盆提灯
霊が帰ってくる道を照らすため、盆提灯を利用することが一般的になっています。お盆は皆さんのペットだけではなく、多くの霊がこの世に戻ってくるため、迷子になってしまわないように飼い主側で目印を用意してあげる必要があります。また人の盆法要のときには、盆提灯には故人の冥福を祈る意味合いもあります。
 
盆提灯には吊るして使うタイプと床に置いて使うタイプがあります。自宅のペットをまつっている場所、仏壇や盆棚、供養グッズが置いてある場所のすぐ横に置くのが基本です。天井に近い位置に仏壇などを置いている場合は、吊り提灯の方が使いやすいでしょう。
 
置き型の盆提灯は組み立て式で、普段はコンパクトな収納ケースにしまっておくことが出来ます。どちらの提灯も電源コードや電池式で、ろうそくを立てずに使えるものがありますので、小さなお子さんがいるなど、火器の使用に注意したい方はそちらをご利用ください。
 
・盆棚
お盆のときにだけ設ける特別な棚を盆棚といい、供物を置くために使います。仏壇の前のスペースや玄関先など、飾る場所はそれぞれに地域によって異なりますが、ペット供養ではいつもの供養場所の近くか家族が一堂に会すことが出来る場所に作られることが多いようです。
 
盆法要を自宅で行う際には、盆棚に向かって読経してもらうことがほとんどです。盆棚には、ナスやキュウリを使って作る精霊馬が置かれるのが一般的です。精霊馬の背中に死んだペットが乗って、あの世からこの世にやってくる言い伝えがあります。これ以外にもそうめんや昆布、生花などを供えて死んだペットを迎え入れてあげるのが盆棚による供養の原則です。盆棚の設置時期は地域によって異なりますが、お盆法要直前の8月中旬に準備するところが多く見受けられます。
 
・ペットの好きなもの
盆棚へのお供え物としてペットのお盆特有のものとして挙げられるのが、ペットのお気に入りの品です。愛用していたおもちゃやよく使っていたシーツ、毎日のように食べていたおやつなど、ペットが好きだった品を飾ってあげると、彼岸からやって来たペットも喜ぶことでしょう。ただし、生ものについてはお盆の時期に腐敗しない程度に備えるのがマナーとなっています。
 
4.ペット霊園でお盆特別法要
ペット葬儀業者やペット霊園で実施されている合同供養祭は、ペットを合同火葬で見送った方やお骨を合同慰霊塔に埋葬した方を対象にした法要です。こうした法要は季節ごとに行われていますが、特に盂蘭盆会の時期は多くの人が集まり、盛大に開催されることが多いようです。
 
4-1.合同供養祭の流れ
どのようなことをするかというと、合同供養を実施したペットの飼い主が一堂に集まり、死んだペットをしのび、思い出の品を持って供養を行います。僧侶の読経や説法はもちろんのこと、飼い主を集めて食事会を開き、ペットの思い出話に花を咲かせる場を設けているペット葬儀業者もあります。こうした儀式は死んだペットのためだけではなく、飼い主がペットロスに陥らないための策ともいえます。
 
ペットを失った同じ体験を持った人と話すことで、自分だけが寂しい思いをしているわけではないと、前を向いて生きて行くきっかけになります。
 
4-2.合同供養祭の参加方法
合同供養祭の開催は、ペット葬儀業者によってことなります。そのため、ペット葬儀業者を選択するとき、火葬や納骨だけでなく供養における支援をしてくれるかも非常に重要なポイントといえます。
 
合同供養祭は、ペット葬儀業者から案内が届き、それに従って参加する流れが一般的です。参加費については、無料としているところが多く、私服での来場を推奨している葬儀会社もあります。お盆の時期の合同供養祭は参列者が普段の供養祭より多くなることが見込まれるので、予約を必須にしている業者や霊園が多いことに注意しましょう。
 
合同供養祭の日程や開催時間が午前と午後の部に分かれているのか、持ち寄って良いものは何かなどの点については、ペット葬儀業者やペット霊園からの案内状やホームページなどを確認するようにしてください。
 
5.数多くのご家族に寄り添ってきた慈恵院
宗教法人慈恵院は、大正10年からペット葬儀に取り組んで来たペット霊園です。長い歴史において、多くの飼い主の方からペットを預かり、供養に努めてきました。今後もご家族に安心してもらえるよう日々精進してまいります。
 
5-1.合同供養祭で手厚く供養
合同葬を行ったペットのお骨は合同供養塔に埋葬されます。ですが、合同供養塔は合同葬のお骨以外にも個別葬や立会葬で返骨されたお骨を飼い主の方から依頼があれば供養を行っています。
 
慈恵院では、合同供養祭を毎月開催しており、合同供養塔にまつられたペットたちの魂に安らかな眠りを届けています。お盆時期の合同供養祭も実施しているのでご安心ください。合同法要については、7月や8月、どちらのお盆にも対応しており、13回に分けて開催しています。
 
5-2.盆法要も充実
人の盆法要と同じように、慈恵院ではペットの供養も送り火をはじめとした儀礼を実施しています。送り火とは、お盆の時期に戻ってきた魂を盆明けにあの世に送り返すために焚き上げる火のことです。
 
慈恵院は単なる葬儀場や霊園、火葬場としてだけではなく、ペット葬儀後の仏事について力を入れてきたからこそ、これまでにペットの供養をしっかり行いたい飼い主の方に嬉しいお言葉を頂いております。初めてのペット葬儀やお盆に対する不安を抱えている飼い主の皆さんはもちろんのこと、普段の供養などの相談もお気軽にお声かけください。
 
6.感謝を忘れずに
昔と違い、人と同じようにペットの葬儀やお盆を行う方が増えてきました。これもペットの存在がより身近になったためと思います。
 
大切なペットを失い悲しい思いを胸に秘めている飼い主も中にはいるかも知れません。そういう方こそ、今回お話した始めてのお盆で、ペットが迷うことなくまっすぐおうちに帰れる準備をしてみてはいかがでしょうか?
 
あなたと同じように、ペットもすぐにあなたの近くに戻って来たいのだから暖かく迎えてあげてくださいね。お盆準備や僧侶の読経について質問がありましたら、いつでも慈恵院にご相談ください。

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